2008年JIA東京都学生卒業設計コンクール 金賞
赤レンガ卒業設計展2008 内藤廣賞
秋葉原のオタク文化と、ペンシルビルが集積して作られた日本の風景の研究による私の卒業設計です。
ペンシルビルが集まった街並みは、小さなスラブが集積した不透明な巣穴のようです。秋葉原もそんな不透明な小さな空間がたくさん集積しており、その巣穴状空間の中で秋葉原のオタク文化(始まりの小さな文化)は育まれてきました。
しかし近年秋葉原にも開発が進み、大規模オフィスやテナントの空間が数多く作られております。当敷地もそのような超高層ビルの計画地でした。
その計画のカウンタープロジェクトとして、秋葉原らしい形を目指した建築を提案します。
提案した建物は、秋葉原の特徴的な空間を184本の太さグラデーション状に変化させた筒状の躯体を束ねることで表現しました。
その筒の集合体の中をくり抜くように、大きさと形状がすべて異なる149戸のテナントを配しました。
いろいろな大きさや空間性、状況を持つ149戸の巣穴のようなテナント群を秋葉原の形=アキバ-ケイとして提案しました。